【塾選び・その4】小規模精鋭塾から選ぶ


次回は「時間を置いてから」と言っていた「娘の入塾先を考える」シリーズなのですが、舌根乾にパート4でございます。

今回は 輪をかけて適当 ゆえ、ぜひ怒らず、寛容なお気持ちで、例えアナタが埼玉県民や栄光ゼミナール生だったとしても、最後に「ブログ村・応援ボタン」を押するくらいの広い心で御覧ください。

さて、皆様はあのサピクスの合格率をも超える塾が、巷ではゴロゴロしているのをご存知でしょうか?

例をあげますと、エクタス、グノーブル、ジーニアス、フォトン算数クラブ、エルカミノ、SPICAという小規模な塾で、それらの頭文字を取って「EggPES」と呼ばれているのですが、

…あ、いや…、まったくそんな風には呼ばれてないのですが…
それらの塾の合格実績を覗いてみますと、

「御三家・早慶以上に塾生の83.3%が合格しました!」(フォトン)
「小6在籍者62名中、筑駒・開成・灘 51名合格」(SPICA)
「7教室96名中 筑駒・御三家・駒東 51名合格」(エクタス)

ということで、サピックスのガリバー寡占に、変化が訪れていると感じる昨今なのでございます。

ここで本題に入る前に、訂正をさせていただきたいのですが、
以前の考察記事で「栄光ゼミナールの合格実績には、エクタス分が含まれており、筑駒・開成・桜蔭の合格者は実質ゼロである」ということを書いてしまいました。

正しくは「栄光ゼミナールで、筑駒・開成・桜蔭を目指す(目指せる)生徒は、エクタスに合流する」というシステムなんだそうで、まったくの誤報でございました。大変失礼いたしました。(情報提供感謝です!)

栄光ゼミナールには、塾内偏差値65付近から参加できる「御三家ゼミ」があるのですが、それらの生徒がエクタスの講座にも参加するのだそうです。

この仕組みからも言えることになりますが、基本的にこれらの小規模・少人数塾の特徴というのは、誰もが入れるわけではなく、非常に厳しい選抜があるということになります。

ジーニアスのように、他社模試偏差値50~という設定をしている塾もありますが、やはりEggPESの中では後塵を拝しています。

83.3%合格を誇るフォトンでは、看板クラスの入塾が小1と小2に限定されるほか、年に1回しか入塾テストのチャンスが無いなど、親の情熱や行動力も試されているのが実情です。

加えて、これらの塾というのは東京の西の方、語弊を恐れずに言えば富裕層地域に多く校舎を構えており、たとえば翔んで埼玉県などからは通うことができません。

すべての塾が揃う “約束の地” は「自由が丘」だけであり、ある意味ではそういうことからも選抜は始まっているということになるのです。

これは残念と申しましょうか…結局は「自由が丘に育って低学年から勉強しまくる」しかないのか…と項垂れてしまったのですが…

…ちょっとまってください…。
先程訂正させていただいた、栄光ゼミナールの話に戻りますが…

「よし!御三家 目指すか!」っという優秀児がいたとして…、
最初からエクタスを選択するならまだしも、ハナから “栄光ゼミナールを選択する” ということが、果たしてあるのでしょうか?

いや、無い。(超失礼)

ということは後追いの栄光ゼミナール生を受け入れたうえで、96名中51名もの最難関合格を果たすエクタスという塾は一体どういうことなのでしょうか…。

合流には選抜があるとは言え、栄光ゼミナールの塾内偏差値65付近というのは、他塾だとかなり下方補正がされるはずです。

調べてみますと、このようなツイートが出てきました…。

どうやら指導力という意味では確かなモノがありあそうです…。

それに…よく見たらこのエクタス…、ダサいはずの埼玉県・大宮市、さらには県庁所在地の池袋にも校舎があるではないですか!!

これは…きっと何かのご縁。と思いつつこういった塾は入塾期間が限られていたり、テストが難しくて何度かトライが必用ということが往々にしてあると思います。

うっかりすると機会すら無くなってしまいますから、皆様並びに埼玉県人におかれましても、これからEggPESを考えてみようという方がおられましたら、そろそろ調べておかれる方が良いのかもしれません。

小規模少数塾
ちなみにこれは「EggPEZ」

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