イメージ力を高める『算数ラボ図形 空間認識力のトレーニング 10級』

算数ラボ図形 10級 算数ラボ図形 10級 サンプル

概要

本流の『算数ラボ』から派生して、図形・空間認識力に特化させた問題集。10級は小学1~2年生が対象。
折り紙の対称や、積み木の数といった問題が多く収録されており、平面や立体を頭の中でイメージするような演習ができる。

使用時期

小2・6月頃 ~ 12月頃

良い点

  • 緩やかに難易度を上げながら反復していくので、図形が苦手な子でも無理なく取り組むことができる
  • 解答がわかりやすく丁寧

悪い点

  • 同思考の問題が多く、やや冗長な感じがする
  • 『算数ラボ』に比べて価格は高いが、問題数はかなり少ない

感想 2点:★★☆☆☆

本家の『算数ラボ』は、豊富な問題数が特徴のひとつであるのですが、こちらの図形編はその3分の2程度のボリュームで100~110題ほどの収録数になります。
数は減りましたが、むしろカテゴリーを絞ってしまったことが災いしたのか、同じような問題や、無理に仕立てたような問題まで登場しているような感じで、100題もあると冗長な印象が拭えません。

本家の『算数ラボ』にも同趣向の図形問題が十分にありますので、わざわざコチラを用意するまでも無かったかなというのが正直な感想です。

積み木の数の問題
左:算数ラボ図形 右:算数ラボ。だいたい同じ。
対称の問題
左:算数ラボ図形 右:算数ラボ。足と手がかわる。

角度や面積などの概念がまだ無い1~2年生向とあっては、作成できる問題のバリエーションが少ないということも影響しているのだと思いますが、
どちらかと言うと、折り紙やレゴでやるようなことを永遠と紙面でやっている感じに近く、もう少し問題にパターンがあれば良かったかなと思います。

裏を返せば、同じような問題は豊富にありますので、苦手を補うような使い方をする場合は、効果的に使用できると思います。
我が家でいうと、積み木の数や、相対的に見る方向が変わるような問題を苦手としていたのですが、こちらの問題集から大量の類題を抜粋してみることで、少しずつ克服していけたような気がいたします。

相対的な方向の問題
相対的な方向はかなり苦手だったが
最後の方は解けるようになってきた。

あえて全てをやろうとせず、不安があるジャンルに絞って演習していくのも、この問題集の使い勝手の1つなのかなと思っています。

使ってみて

紙質が本家より硬く、少々使いづらいです。また、私が使っているものに固有することなのかもしれませんが、印刷の刷りが悪く、手にインクがついたりしてしまうので、手に取れるようであれば本屋で印刷状態を確認してみたほうが良いかもしれません。

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