紙を2回折ると直角 & 禁断の現金報酬型学習


さて! 家庭学習の記事についてはだいぶ久々となってしまいましたが、ここ最近学習した算数2単元について、まとめてお話させていただければと思います。

まず最初に取り組んだのが『長方形と正方形,直角三角形』だったのですが、ちょうど学校でも同じことをやっていたタイミングでしたので、余裕かと思いきや、「向かい合う2辺」とか「直角のかど」といった言い回しには混乱が発生してしまい、その辺りを確認していたら意外と時間のくう演習となってしまいました。

長方形と正方形,直角三角形
直角三 かっけー
特に混乱があったのが「直角」についてでありまして、学校では「紙を2回折ってできるところ」という説明を受けていたらしく、確かにジュニア新演習にもそのような記述があるのですが、どちらかというと垂直性に寄った問題との疎通に時間がかかってしまい、なかなか骨が折れることとなりました。

言われてみれば、角度の概念が無い2年生に対しての説明は難しいのかもしれませんが、幸いにしてその数日後にRISUが角度の単元に入ってくれたため、180度に対する90度の垂直性が理解できるようになり、そちらから補完することができました。

続いての単元は『数のあらわし方 10,000までの数』ということで、これまでの学習でも幾度となく訪れた十進法のお勉学です。

我が家で十進法の学習をするときは、“お金” を使うことが常であるのですが、この度はいよいよ1万円札の投入ということで、現場にも緊張が走ります。

山賊の如き娘は、お札が視界に入るなり「よこせ」と強要してくるわけでございますが、そのようなタカリはすでに想定内でございます。

おずおずと諭吉先輩を差し出すことはできませんが、かと言って「下がれ小童」と打ち捨てるのも芸がありません。

ならば、英世先輩なら考えてやってもよかろうかと。(大奮発)

ただしっ! 今日の演習で、1問不正解するごとに金額は半分。
例えば3問不正解なら「1000円が500円 → 250円 → 125円」になる仕組みでどうだ?と。

「相わかった」と商談成立となり、なんとも品行方正な現金学習が始まることとなりました。

ちなみに、これまでのケースから言って、全問正解はありえません。
いいとこ3~4問は間違えるとして。63円~125円程度なら片腹痛いわ くらいでしかないわけであります。

ところが…いざ始めてみますと…

類題・基本問題! 全問正解!

練習問題…!、ぜ…全問正解ッ!

思考力問題…!

思考力問題
ま、まさかの全問正解ィッ!(史上初!!!)


残るは、小問3つで構成されたパズル問題のみ………!

小問1正解! 小問2正解! 最後の小問3で…!


大 不 正 解 ! ! (大 安 堵)

娘の落胆っぷりといったら、それはそれは愉快痛快なのでありましたが、まさか500円もかすめ取られる結果になってしまうとは…。
このような「お金を使った遊び」は確実に怒られてしまうものではあるのですが、恐るべし現金効果であります。

今後は億とか兆とか、私財を投げ打っても及ばぬ演習になってきますので、もう二度と現金を持ち出したりはしないようにしていきたいと思います。
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