「紙と鉛筆」VS「iPadとApple Pencil」

どんぐり図形問題
さて、先日のことですが、
算数の問題で、iPadを雑記帳代わりに使うことについて懸念を感じることがありました。(その時の記事)

端的に申しますと、紙と鉛筆で解く算数と、iPadのペイント機能を使って解く算数というのが、まったく別物で、テストで戦えなくなるのではないかということです。

例えば、娘が以前に解いた、下記の「どんぐり問題」なのですが、

どんぐり図形問題

iPadでは図形の移動が簡単にできてしまうため、いじっているうちに「あ、解けた😊」となってしまい、意図通りの演習ができていないわけであります。

しかし、これは視点を変えると「iPad的な思考ができれば、簡単に解ける」とも言えるわけで、一概に「悪い」ということでもありません。

そこで、私自身、紙で算数を解いた経験がホトンドありませんでしたので、実際に紙の上で問題を解いてみば、何か感じることもあるだろうと、試してみることにしました。

娘が実際に解いた問題では無いのですが、場合の数っぽい問題を、あえて娘が解きそうな感じでベンチマークしてみたのですが……、

いやはや、なんと、なんと…。


場合の数
結局iPadで解いてました…
(ナニィィィッ!)



開始して2分くらいでiPadの電源を入れておりました…。
紙と鉛筆では、もう面倒くさくてやる気が致しません…。

ようするに、iPadに慣れてしまうと、思いのほか弊害があるわけでありますが…
やはり見方を変えてみますと、このような作業をいつまでも試行錯誤できるとも言え、それはそれでメリットとも取れてしまうわけです。

…で、結局我が家はどうしましたかと言いますと、

『iPadは無論、間違えた問題は、計算機やネットを使っても良し!』

という斜め上の方向で決着をつけました。(ど…ど~してそうなった?)

娘としては、問題解決能力としてはツールのスキルをの伸ばすべきだろと。

図形問題はアプローチごと変わってしまうので、結構ヤバいかもしれないよと話したのですが、例え受験に弊害があっても、そっちの方が良いという要望があり、それならそれで良いだろうと私も納得をした次第です。

最近は疲れ目を訴えることも多くなってきておりまして、iPadには「目への負担」があるという別問題もはらんでいるのですが、
そういった問題も含めて、我が家ではiPad演習を模索しくことになりそうです。

iPad
3万円台のiPadもPencil対応となり
随分と手軽になりました