激化する中学受験の最前線


同じ2024年受験組の同志であり、スペースなどでもお世話になっている “工□イーズ さん”(@Gimlet71004011) が、ABEMA Primeの『激化する中学受験の最前線とは』に出演されました。

工□イーズさんと申しますと、“こんな記事”“あんな記事” でさんざんイジらせてもらっており、今回もそのような心持ちで感想記事を作ってやろうかとおもったのですが、
いやはや討論スタイルのこの番組。放送開始が近づくにつれ、沼の注目を集める気苦労を感じてしまい、「がんばれぇ~」「ふなきぃ~」みたいな気持ちでしか見ることができませんでした。

私としたことが完全に不覚であります。

しかし、そんな心配を余所にしまして、やはりさすがは筑駒→東大でありました。
与えられた短い発言機会のなかで、端的にまとめ上げる語りっぷりは、まさにエロ語り。

「受かることもあれば落ちることもある」
「でも失敗とか成功じゃない」
「得られた知識や積み上げた努力はムダにならない」

という金言も飛び出し、さすがは俺たちの工□イーズ、さすがは俺たちの筑駒→東大であります。

まさに沼を代表した出演であったわけでありますが、
皆様がもう1人注目してしまったのは、進行役の 平石直之さん だったのではないかと思うのです。

そんなエロさんの金言に対し「素晴らしい! 素晴らしいと思います!」と絶賛しながらも、
「でもね」「でもね江口さん…」と、

「だんだん追い込まれていきますよ」
「ホントにしんどいから」

と、脅し気味に言うではありませんか…。

ご自身も中受親であるということでしたが、こともあろうか冷静沈着であるはずの番組MC。
こともあろうか受験無双である筑駒→東大に対して、「着地点をイメージしたほうがいいですよ」「蓋を開けてみないと本当にわからないから」と、最後はダメだし状態。

それまでの平石さんの発言を抜き出してみても、

「塾行ってるだけだと成績あがらないんですよ」
「そうすると親はムチャクチャいらいらしてくると」
「塾のスケジュールに合わせた生き方をせざる得ない」
「むちゃくちゃ紙の量が多いしぃ!!」
「全部整理してあげないといけないからッ!」

と溜まったものを吐き出すように、完全にコッチ側の人間なのであります。

この平石さんの発言には、私も理解ができることろがあります。

やはり6年生ともなると、そうは言っても「合格か不合格か」「第一志望か併願校か」。
反抗期や第二次性徴など難しい対応が迫られる時期において、この余裕の無さにはエグいものがございます。

放送後の反省会スペースでは、元塾講師である数学市民さんとあおさんが、「リアルに殴られてる子もいる」「ストレスで髪の毛を抜いてる子なんて普通にいる」と教えてくれました。
なにか他人事のように話している私ですが、課題をやってないことにキレて夜中に叩き起こしたこともありますし、長女時代はかなり精神的に追い詰めてしまった自覚があります。

エロさんは「子供の向き不向き以上に、親の向き不向きもある」とも仰ってました。

何を願っての中学受験。誰のための中学受験なのか。
「失敗とか成功じゃない」「得られた知識や積み上げた努力はムダにならない」

今一度、胸に刻んでおかなければ。そのように思わされたのでありました。

…あ、そうだそうだ。
最近、筑駒→東大も2ヶ月に1回叱ってるそうですよ。
いままで1年に1回しかなかったのにですって。(告げ口)

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