アスカ役の宮村優子さんが中学受験だとぉ!?


『宮村優子がリアタイで中受ママをやっている』

そんな情報が駆け回るやいなや、

「健康家族に入ってました! 今も病気知らずですッ!」とか
「スペースケンカ番長はスペース・オディティを超える名盤ですッ!」とか、
「いま飼ってる猿の名前が “さるるー” って言いますッ!」とか、

こぞいにこぞって、まったく、中受パパというのは情けない生き物であります。

考えてもみてください。アニメや声優にハマるなど、まさに難関男子校のこじらせイチ番地。
仮にもエリートであるはずの中受パパがこのざまでは、日本が抱える学歴社会の闇と言っても過言ではありません。

ちなみに、宮村優子さん、いや…宮村優子様をご存知でない非国民にご説明を申し上げておきますと、
我が国が誇る『新世紀エヴァンゲリオン』の惣流アスカラングレー役で人気を博した大声優であり、「あんたバカァ?」は愛の言葉であるという、屈折した自分を再発見させてくれた世界的なツンデレであります。

好きなキャラは?と問うて、「綾波レイ」などと答える王道とは一味違う、
好きなキャラは?と問うて、「委員長」などと答える変わり者とも一味違う、
言うならば、挨拶はグーテンモルゲン、おやつはバームクーヘン。
耕すならスイカで、キスをするなら鼻つまみ窒息スタイルなのでございます。

さてさて、私ほどのクラスになりますと、アスカが中受ママになったと聞き、思い出されるのが、
『あのバカ! 模試だけ満点とったって、しょうがないじゃない!』でございます。

これはサピで言うところのα1たるシンジ君が、早とちりで失敗した状況で放たれた名セリフなのでありますが、
そう言えば先日の合不合、娘の答案を見ると、整理やメモを怠りケアレスミスにつながっている問題が多く見られました。

慎重に解けば正解になるはずが、矢継ぎ早に解いてしまう早とちりシンジ君状態。
にんにくラーメンで言えばチャーシュー抜きでございます。

女子の平均点が150点満点の60.2点であることを鑑みますと、きっと皆さまにおかれましても、「解き直しだと解けた」「組分けだと正解するのに」という問題がゴロゴロとしていたのではないかと思うわけでありますが、
いわばこの状況と言うのは、偏差値を楽に上げる “チャ~~ンス” でもあります。

いまいちど、計算は「丁寧に解く」。メモや整理を「怠らない」。目標をセンターに入れてスイッチ。
そのような落ち着いた意識を持つだけで、旧態然とした減点式のテストではソレがロンギヌスの槍となり、偏差値と言うATフィールドも貫けるのではないかと思わさせてくれたのでありました。

さて、そんな宮様といえば、沼世代直撃。同じ2024年組。しかもリアルタイム。
我々にとってこれほどに心強いことはございません。

しかしtwitterの連載漫画を見てますと、御本人はシングルマザー、お仕事も多忙、ハゼドウ病との戦いも続くなか、失礼を承知で語弊を恐れず申し上げますと、受験経験にも乏しく、お子様もADHDと、いわば過酷な中学受験だと思うのです。

なぜあのように情報発信をするに至ったのかと、ふと思いを馳せてみましたら、
そう言えばその昔、宮様は申していたのでありました。

「根性、根性。根性だけは、誰にも負けない」と…。

そうでした…そうでした…
まさに…奮闘するあのお姿は…ガッツ・レッド……ッ!!

我々も負けてはいられません。
約30年の時が過ぎ、今再びこの誓いを胸に刻む日がやってきたのであります。

努力真剣度胸地道愛嬌ッ!
燃える心に5つの誓い!
根性戦隊ガッツマン!!!

いくぜ!あと10ヶ月!!!!!(娘が)

ガッツイエロー
僕は、ガッツ・イエロー!


宮村優子さんのtwitter(@386miyamura)
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