「ゆる受験」こそ低学年から


小泉進次郎

受験は低学年から始めておくことです。
なぜなら高学年になる前から始められるからです。

………?

進ちゃん! それだよ!

ということで、我が次女というのは小2から中学受験に向けた勉強を始めてきたのでありますが、我が家というのは、例えば難関校や御三家という野望を抱いて、早くから走り始めたわけではありません。

むしろそうした高みを知れば知るほど「射程距離が遠すぎる」という諦めのようなものがあり、それには早くから始めたところでどうにかなるものでもありません。

では、なぜ次女は早くから始めたのかというと、小4から「いきなり!中学受験」を始めた長女に関しては、「これはキツイ…」「どんなに島津っても娘がやりきれる範囲すらやりきれぬ」という後悔があったからでありまして、せめて「もう少しやりきれる余裕が欲しい」「せめて島津を中5日くらいにしたい」という反省があったからでありました。

長女は、とてもじゃありませんが1週間で4教科1単元を終わらせられるような子ではありませんでした。
練習問題までを完璧にする理解力は間違いなくありましたが、ソレには10日かかる。
しかし地球の1週間というは7日しかない。

やむを得ずとアレを捨てコレを捨てとやっているうちに、いつのまにか組分け偏差値50というのは遠い遠い存在になってしまっておりました。

ならば同じような遺伝子をしている次女はどうするべきかと考えた末、やはり基礎は小2・小3で習得するべきであろうと、

ここ最近は、だったら「予習シリーズ4・5年の2年分を、小3・小4・小5の3年間かけてやる」ようなやり方の方が良かったかもなぁ。
言うならば『やりくり3年、予シリ2年』。もし途中でイケると踏めば、先取りに舵を取り直すこともできたわけで、そのようなペース配分もアリだな。なんてことも思うようになってきました。

では、そんな「やりくり3年、予シリ2年」を提示できれば、このブログも有益なのでありますが、知っての通りココはそのようなブログではありません。

そういったことは、アルコール女教師・あおさんがやってくれると思うので末永くお待ちいただくとして、
ここで私が申したいのは「ゆる受験こそお早めに」ということなのでございます。

「ゆる受験(※参考記事)」というと、高学年から始めて中堅校を目指すということのようでありますが、私から言わせればそれは完全なる「キツ受験」であります。

現時点において、4年から始めた長女より2年生から始めた次女の方が圧倒的に楽と言い切れる私からすれば、ゆる受験こそ早くから準備をするべきなのであります。

長女と次女を能力的に比べた場合、決して次女の方が賢いということはありません。
間違える問題や躓く箇所はDNAに記録されたかのように同じですし、練習問題を理解するのにも同じような道筋と時間がかかっています。

ですが、とにかく導入や基本問題のクリアは次女のほうが断然早いのです。

次女は、小3までに『RISU算数』で小6までの学校範囲は終わらせてますし、『特Aクラス問題集』『ジュニア新演習』で割合や特殊算にも触れてきましたから、とにかく基礎や知識にかかる時間が違います。

6年生になって新規単元が終わり、思考力中心になってくるとまた違うとは思いますが、今は睡眠時間や遊びの時間なども長女よりも長く確保できていますし、ある意味で長女では考えられないような回り方をしてくれているのであります。

思えば長女に関しては、5年の下期からは「キツイ」という思い出しか残っていません。
常に時間に追われプレッシャーを与えるばかりでしたから、本当に可愛そうなことをしてしまいました。

対して基礎を按分してきた次女というのは、すでにご存知の型が存分にあるので、とにかく楽。
理解ができなければ時間をかけることもできるし、癇癪が起こればしばし待つ時間もある。

つい最近は、ゲームに時間を取られすぎたことに腹を立て「お姉ちゃんは今の時期、遊んだりゲームしたりできなかったんだぞ!」と制限をしたりもしてみたのでありますが、何だかそれもおかしな話なのであります。

だって、それこそが早くからやってきた早期特典。実に悠長なエンジョイ中学受験ではありませんか。

もし孫ができて中学受験をするとしたら、次はもっと早く、できれば胎児の頃から中学受験を始められるよう、万全の準備をしておきたいと思っております。

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