低いレベルが我が家の学習のマインド


ハイサイ!まいど! 中年革命家の勉三です。
今日は周りのみんながロボットに見えたので、代休という名の出社拒否をしております。

さてさて、そんな私でございますが、何を隠そう受験勉強に関しましても、実はゆたぼんマインドがあるのでございます。

塾に通わずして、家で学習している時点でそんな感じではありますが、
せっかく家で受験勉強をしているのですから、リラックスできる体勢でやったり、YouTubeや音楽を聞きながらやったり、時と場合にもよりますが、計算機を使いながらやったり、放置系であればゲームをしながらやったり、答えを見ながらやるのもOK。
1日のメニューも、気分が乗らなければ飛ばすも変えるも自由自在。ゆたぼんの(あるいはお父さんの)言葉を借りますと『受験は冒険や!自由に勉強しよう!』と言った革命具合なのであります。

もちろん、あまりにも同じ間違えを繰り返すときは、ほどなくして別の革命家にバトンタッチいたしますが、基本的には家ならダラダラとやるのが自然だろうと思っていたりするわけです。

ところがコレというのは、当たり前の話ですが学習の定着には良くない。
なにせ集中をしていないのですから、説明が必要な例題の定着なんかには特に良くありません。

そのため我が娘というのは、練習問題になると初見では半分、あるいはそれ以下でしか解けません。
都度例題に戻ったり、新演習を使いながら2度3度4度と繰り返していくうちに理解をしていくわけですが、これは同じ偏差値帯の子からすると異常に工数が多いのではないかとも思ったりするのです。

きっとダラダラとした勉強のせいだよなぁと、最近は考え直したりもしていたのですが、
今日、通塾の面談に向け色々と整理をしておりましたら意外なことに気づいてしまいました。

これまで先入観から、実戦問題が初見で解けることはほぼ無いと思い込んでいたのでありますが、実は全然そんなこと無かったのであります。

むしろ練習問題より正答率が良い。
実戦問題は全部処理できているわけではなく、難しい問題は省いていることもあるにはあるのですが、取り掛かった問題だけ見れば練習問題よりは解けているのです。

ようするに、ダラダラと同じ例題や練習問題を繰り返しているうちに、本質的なものが身についたということなのだとは思いますが、なるほど、そうかそういうことかと。

実は間もなくで通塾が始まることもあり、このところは塾の物量やカリキュラムに合わせる進捗しておりました。
テキパキとした声がけで、確かに取っ掛かりの定着は良くなり、問題数もこなせるようになったものの、応用的な問題は解けなくなってきており、むしろ必要な理解度への到達にはダラダラ勉強法の方が早かったのではなかろうか。そんな疑念を持ち始めたところだったのですが、それを裏付けるような出来事でした。

思えば次女との受験勉強を始めるにあたっては、まず長女時代の反省というのが根底にあります。
長女時代は、予習シリーズにW-Basic(今で言う早稲アカの錬成問題集)、さらには週テストや上位校の算数という明らかな供給過多に対し、とにかくこなさなければならないからと、マイクロマネジメントに徹し「できないはずは無い」「集中してやれ」「いいからやれ」「なんでできてないんだ」と、とても嫌な思いをさせてきてしまいました。

そのような反省があったにも関わらず、「間もなくで通塾開始」ということにとらわれ、危うく危ういところであります。
結局ところ我が家に関しては、管理をしたり、テキパキとした受験というのが向いていないのであります。

予習シリーズの練習問題まではマストにしていますが、それ以上のことは「やりたいことをやる」で全然構いません。
目標は高いほうが良いと言われますが、低ければ低いほど新たな目標が見つかるタイプです。
行きたい学校はありますが、行きたくない学校もありません。やれる範囲で行ける学校がイチバンお得とすら感じます。

ようするに、とやかく考える必要がありません。
6年生の合不合で、女子偏差値が55を下回ったら全てを撤回し島津藩にお願いする。
ただそれだけのことなのでございました。

勉強は楽しい
まぶたを裏返しながら勉強する人。
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