ニガテ単元になりかけた「割合」が、一転好転ッ!!


昨日はS山先生のスペースに心を打たれ、私の中の穢れたS津が浄化致しました。
やはり、ヨソはヨソでウチはウチですから、子どもに無理強などせず…

鹿 甘えるなッ💥
ヨソがやるならウチだッ!!

ということで、我が家は第3回「割合の利用」が終わったばかりなのでありますが、この単元は普段の倍、なんと2週間をかけて演習をしてしまいました。

なぜそのようなご乱心に至ったかと申しますと、どうやら割合が “ニガテ” のようでありまして、特にマルやらシカクやらに対する理解度が薄く、「これはかなりマズいゾとなってしまったのであります。

幸いにして我が家には先行分の余裕がありましたので、2週目は予習シリーズではなく『中学受験新演習』を使って「割合」をやってみることにしました。

『中学受験新演習』というのは、栄光ゼミナールで利用されているテキストであり、予習シリーズで言うところの基本・練習問題がわんさか収録されたテキストであります。

中学受験新演習
収録問題数が多く、定着に有効

これまでも類題を探したり、幾度となく併用はしてきたのでありますが、今回は予シリの理解が全般的にイマイチと言う状態にありましたので、例題から丸ごと利用することにしました。

ところがこの中学受験新演習、ハナから予習シリーズとはアプローチが異なる点がありまして、娘の様子も様変わりしていくことになるのであります。

予シリVS新演習
少し解法がことなる両者

もとになる値を①に揃える予習シリーズに対し、分母と分子を比のように立てるのが新演習ということになるのでしょうか。

私には、その良し悪しというのはまったく判断がつきませんが、
物は試しと新演習風のやり方に置き換えてみると、これがなんと魔法のようにスムーズに行ってしまうのです!

複雑な線分図も急に対応できるように!

本人の話を聞いてみると、無理やり①にすることなく直感的に扱えるのが良いようで、とにかく迷いや勘違いがありません。
⑤にぶら下がるアレとコレ、④にぶら下がるアレとコレと言った感じで、そのまま素直に線分図が置けるようになってくれているのであります。

当然、予習シリーズをある程度はやった後ですから、それなりの定着はした上でというのもあるわけですが、
横で見ていると、還元の整理が分母と分子で俯瞰的にできており、このアプローチの違いが功を奏しているのは間違いないようにも見えました。

「これならイケる」と確信した我々は、新演習を終わらせると、改めて中断していた予習シリーズにリベンジです。

当然のごとく、予シリの解説とは丸っきり違う解き方にはなってしまいましたが、
線分図が描けず手が止まっていたのが嘘のように解き切ってしまい、実戦問題を超えて最難関問題集のAまでこなすなど(B問題はムリw)、むしろ「得意単元」になってくれたのでありました。

実戦問題2
前の週に大癇癪でストップした実戦「2」
3日目がズレてる気がするがご愛嬌w

やはりヨソはヨソ、ウチはウチ。
その子にあったレベルや解き方を提示しなければならないと、S山先生も仰っていた気がします。
焦って闇雲にパッチを当てることのないよう、“いつも心にS山を” と痛感させられた思いでありました。

今後の売買損益などは予シリに合わせるか、どうするかという問題もあるのですが、まぁそんなときは「倍」、あるいは「倍の倍」、それでもダメなら「バイのバイのバイ」で対応していけば良いのかなと考えております。(ときに心にS津もプラス)
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