……おや!? ケアレスミスの ようすが……!
昭和を駆け抜けた私からいたしますと、ケアレスミスなんてものは、気合と闘魂でございます。
全弾命中!指差し確認! 読み飛ばしません勝つまではッ!
と、進め火の玉精神で乗り切ってきたわけでありますが、それもそろそろ立ち行かなくなってまいりました…。
9月の組分けで大問1からボロボロと間違えだしたのを皮切りに、だんだんと時間を追うごとに読みミスや計算ミスが増えるばかり…。
あまりのミスっぷりに、もしかして何かしら進化の前触れなのではないかと期待して待ってみたわけですが、もはや大事な四谷・志望校判定テストが明後日に迫っているのでございます…。
今日も今日とて、相変わらず同じようなミスを相変わらず同じように繰り返しており、もしかしてウチの娘は綾波レイで、今は3人目とかなのではなかろうかと思い始めていたわけでありますが、そう言えばと、昨日聞いた鉄則井上先生&塾技先生のスペースのことを思い出しておりました。
なんでも塾技先生がおっしゃるには、ケアレスミスについては、『問題を見てミスを予見できる子が強い』ということで。
そのような千里眼があれば苦労はせんわいと、その時は斜に構えた聴き方をしてしまっていたのですが、ものは試しと「今日はケアレスミス予報士として、ミスが出そうなところを予測しながら解いて欲しいんだ」と致しましたところ、これがなんとなんと…
ケアレスミスがまったく無いのでありますッ!!!
(※たかが今日の数問の話ではありますが)
ちょいと演習には時間がかかりましたので、常時というわけにはいかなそうですが、
「9組目だけど間は8個だから注意せないかんね」とか、「0~10までは11個あるから注意せなあかんよ」とか、色々と講釈をたれながら、解いてる最中も石橋を非破壊検査で渡る勢いで危なかっしさというものがありません。
娘自身も結果的にミスをしないコトに大いに感動してくれ、秘伝メモを残し始めるなど、まったくもって目からウロコな演習ができたのでありました。
尋常ならざる誤字脱字はスルーしてくださいませ。 |
思えば “うっかり” を気合と闘魂で乗り切ろうなど、まったくのナンセンス。まったくの時代錯誤でありました。
ミスを学ぶためにもいっぱいミスをする。それはわかっているつもりでしたが、ハナからミスを予見してみるというのは、自覚しているミスをアウトプットする機会にもなり、今後のケアレスミスからは良い堆肥が作れそうであります。(井上先生、塾技先生、ありがとうございました!)
であれば、やはり解いてミスして間違えまくり、分析して解析して蓄積しまくる!!
怒涛の演習量で “うっかり” 死すとも “しっかり” 死せずッ!
結局のところは、気合と闘魂の猛勉強でございます!