晩ごはんを家族揃って食べられる塾


さてさて、まもなく四谷系で通塾を始める我が家でございますが、
実のところ昨年の今頃ですと塾は『栄光ゼミナール』で検討をしておりました。

これまたなぜ『栄光ゼミナール』にしていたかと申しますと、中学受験新演習というテキストへの信頼が大きかったのもあるのですが、
決め手としては、6年生でも19時台とかに帰宅できるという、「対面授業 + 動画」というスタイルがコロナ禍で爆誕していたことにありました。
(※後述しますがこのシステムは近隣校舎では無くなりました。)

塾で夜が遅いというのは、もはや当然のことではあるのですが、私としては晩ごはんを家で食べられるスタイルがあるのなら、そちらにしたいという思いがありました。

栄光ゼミナールというと、中堅以下というイメージもありますが、エクタスとの合流など、上位校への足がかりが無いわけではありませんし、「対面はありき」で考えていた我々にとっては願ったり叶ったりだったわけです。

しかし、残念ながら近隣の栄光ゼミナールからはその仕組がなくなってしまい、娘にも離脱期間というダブルパンチがあり、テキストに「予習シリーズ」を選択せざる得ない状況に追い込まれました。
「予習シリーズ」であれば、今後にどのような事態があっても『進学くらぶ』がありますので、もはや安全策としてはそれしか無くなってしまったわけであります。

そんなこんなで “どっぷり予シリっ子” になった今になって『シグマTECH』という塾を知りました。

詳しくは↓の公式ページを参照していただきたいと思いますが、
端的に言えば、「家で飯が食えるし、対面授業もあるし、難関にも対応」「しかも予習シリーズ」ということで願ったり叶ったりの上の上を行く塾だったのであります。

花まるグループ『シグマTECH』

週テストはなし。月例テストも5年生から。授業は週2日で19:35まで、あとはオンラインでガジガジやるぜと。
もうココしかないと思いつつも、募集が新4年のみということで、まっぽし諦めざる得なかったわけでございますが、このスタイルにはむちゃくちゃ過大なる期待をしておるところであります。

そもそもなぜ塾が夜遅くまでかかるのかと言えば、それには大義名分があるのだと思いますが、いくらなんでも21時とか22時に帰宅後に風呂・宿題とかなると、何かを逸脱してしまっているような気がします。

それでも週2・3回とかで済むのなら「それもやむ無し」という思いで通わせるわけですが、夜遅くならない仕組みがあるなら「ソッチのほうがいい」と思う親御さんもいるのではないでしょうか?

この『シグマTECH』の面白いところは、「やっていることの一部でも共感できるところがあれば、取り入れてほしい」と他塾に呼びかけるなど、なかなかのフラグシップ精神なのであります。

元々メディア戦略がうまい会社だと思いますし、『夕飯をお家で食べて、合格しました!』という見出しについてはワルノリも感じるのですが、パンパンな中学受験生活に少しでも変革が起こるなら、多少の節度はなんのその、他塾にもドンドンと影響を及ぼして欲しいと願っています。

結局予習シリーズを使うならトータルの勉強時間は変わらない気もするのですが、
週テストや月例テストなど、落とせるものは削ぎ落とし、過度な復習型やアウトプット型からは外れたスタイルが生まれてきても、それはそれで良いのではないかと思いますし、常にギリギリでは親子共々とても不健康です。

英語だってやりたいし、クリエイティブ系のスキルもあげたいし、自由研究だって受験と関係ないことをやってみたい。
もちろん好きな勉強を受験と関係ないところまで深堀りするのだっていいし、好きな教科だけ先取りしていってもいい。

そろそろ子どもの時間を根こそぎ奪うやり方をヤメないと、実にマズイ状況に来ている感じもしてしまいます。
隣の晩ごはん
いつヨネスケが来ても大丈夫!
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