予習シリーズ・算数・4年上巻、完了!


先週の土日に、算数は予習シリーズの上巻が完了いたしました。

地獄の自転車操業だった長女とは打って変わり、低学年から準備を進めてきた次女にとっては、意外にも楽に進捗できたというのがまずの感想でありました。

この上巻というのは、3年生で取り組んだ『ジュニア新演習』『特Aクラスの問題集』に大部分が含まれていましたので、ほとんどが復習感覚で進めることができました。

ウチの場合は離脱期間もあったため土台無理な話ではあったのですが、この感じなら何も特別な子でなくとも、「塾が完全に復習」というフォトン算数クラブみたいな先取り暴走算数もできたのではないかと思ってしまいます。

血筋的に見れば間違える問題も、つまづく箇所も、笑っちゃうくらいに長女と変わりませんので、フォトンというのはサスガに言い過ぎたかもしれませんが、
同じような遺伝子をしていても、初手に築かなくてはならない基礎にはかなりの差異がありましたから、やはり早くからの学習というのは思いの外デカいというのが印象でありました。

ただ、我が家が目指している偏差値帯というのは、組分け総合偏差値55~であり、例えば最難関問題集のようなものは一切使ってませんし、演習問題集の一部も手つかずです。
より上位を目指すとなると、非常に心もとない状況にはあるわけです。

特に「間の数を考える問題」「一方におきかえて解く問題」の単元においては、植木算・鶴亀算的な捉え方においては十分な理解度に達することができたと思っていますが、今後の算数に転用できるだけの本質が貫けたかと言われると、あまり芳しくはありません。

分数・少数・倍数・約数といった数の性質にまつわる単元についても、切り崩しに使える匠の礎を身につけたかと言われるとかなり微妙です。

今後のスパイラルを思えば、特段問題視するものでもないのかもしれませんが、
先日公開された下巻のカリキュラムを見るに、随分と5年生の単元が入ってきており、削ぎ落とされるスパイラルもあるように感じます。

次女は早くから学習を始めたと言っても、国語に関しては読書好きだった長女に比べるとかなりポテンシャルに難がありますので、算数を優位に進めていく必要があります。
そのように考えますと、もう少しこの辺りの完成度を高めてから、9月の下巻に備えるほうが良いかもしれません。

そんなこんなで不安材料を探し出しますと、他方では「下巻は復習ではなく新規単元」という先々への懸念もあります。
RISU算数で蓄えた貯金はありますが、RISUに関しては「例題0」という感じですので、最低限のつまずきを回避しているに過ぎません。

我が家は、予定通り行けば9月から四谷系で通塾の予定しておりますので、新しいものに関しては家庭学習よりずっと吸収が増すだろうと思う反面、やはり慣れるまでは少し苦労することも想定しておかなければなりません。

そのように考えますと、半年後にも「下巻も大したことね~な」と大口を叩くためには、前半の単元には前もって触れておきたいというのもあったりするわけです。

いやはや…順調に終わったかのように見えて、やはり暗雲というのは四方八方から立ち込めてしまうのでありますが…
総括としては「とりま!OK!」でしかありませんので、引き続きこの感じで気を引き締めていけたらと思っております。(娘が)

ベン図
下巻も楽しくまいりましょ~
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