理科の学習に彩りを
大晦日に開始した新4年の予習シリーズ。
正月に立てた計画では、4教科とも四谷のカリキュラムには遅れないつもりだったのですが、蓋を開けてみると国語は演習量を減らしてやっとすがり付く感じで、社会に至っては第9回で進行を止めるという、何ともトンデモな進捗になってきました。
算数は予定より早く進んでおりますので、もっと良き分散をすれば良いじゃないかと思うわけなのですが、これには理科ちゃんのワガママが大きく作用しているのでございます。
予習シリーズの理科を開始してみると、なんと申しましょうか、恐れ多くも非常に歯ごたえがありません。(おぅそんなこと言って大丈夫か?)
簡単過ぎるとか、演習が短時間に終わってしまうということではありませんで、覚えた知識を知識とでしか問われることがなく、覚えた知識を使って紐解いていくような、歯ごたえのある問題が非常に少ないと感じるわけです。
第4回の「季節と天気」をやった頃にそのようなコトを感じ始め、第7回の「太陽」で確信すると、第8回の「水のすがた」辺りからは、ごく一部ではありますが、中学受験新演習の4・5年の教材なども使って、やや理屈から探る問題も取り入れることにしてみました。
なぜ新演習にしたのかというのは深い理由はなく、たまたま新演習が手元にあっただけだったのですが、5年用の教材から問題を見てみるというのはビンゴとなりまして、今週の天体単元で言えば、地軸や季節から状況を考察してみたり、サラダボウルで天球を作って動きを確認してみたり、かなり彩りある理科の演習になったのではないかと思っています。
少し毛色の異なる『中学受験新演習』 |
動画を参考に天球サラダボウルも作成 |
ただし、一部とは言えども5年の内容を含んでいますから、1週間で1単元を終わらすことが非常にキツいのです。
1週間でやりきれる範囲に抑えて、国社に時間を割り振るべきなのは明白なのですが、娘としても新演習を併用する理科の方が面白いということになり、なんとなく今に至るまで進んでしまったのでありました。
先日の全統小・理科は、正直申しましてあまり良い成績でもありませんし、この学習法がうまくいっている感覚は今の所ゼンゼンありません。
むしろ他教科の進捗が遅れるばかりで害しか感じないところなのではありますが、演習に「確かめる」「紐解く」「考える」という要素が入るだけで、理科の学習は随分と楽しくなったような気がしています。
今のところ、社会に関しては、夏休みを使えばなんとかなるのではないかという目算もありますし、国語に関しては、元より読書をまったくしない娘ですので、そもそもの上限も限られている科目だと感じておるところもございます。
願わくばこの先行投資が5年生の理科で活きてくると良いのではありますが。
そうでなければ「パパ塾の典型的な戦略的ミス」となりますゆえ、娘には大いにリケジョに振れて頂きたいところでございます。
水は4℃の体積が最少という知識を得たら、やはりこういう問題を解きたい。 |
『中学受験新演習』公式ページ(※サンプルあり)
Amazonの売り場ページ