先行するスローな計算補完計画。
ちょっと前のことになりますが、『予習シリーズ 計算 4年・上(旧版)』が終了致しました。
「上巻が終わった」という意味では「早い」ということになるのですが、昨年9月から8ヶ月かかってしまったという意味では「遅い」と言うことにもなってしまいました。
遅れた原因としては、予期せぬ離脱期間に押されてしまったこともあるのですが、何気にこの「先行するがペースが遅い」というのは、今のところイメージ通りだったりもしております。
まず、我が家の計算が、通常のカリキュラムより早く進行していることについてなのですが、
これは昨年春の休校中に計算ドリルが爆進してくれたのと、RISUの先取り学習で四則演算くらいなら解けそうだというのがあり、考えていた以上に早く「4年上巻」を始められたということがあります。(もっと言うと、その前に、中学新演習の計算日記4年上も終わらせています。)
やってみると、「一部未修の一行問題に対応できない」とか、「改定版発売のお知らせ」とか、ゼーレのシナリオには無い展開もありましたが、そこまで困るようなこともありませんで、むしろ今年からの予シリ本編においても、先行する一行問題が「にわか予習」となり、とても良い影響を与えてくれていたのではないかと思っています。
一行問題で鶴亀なども予習済み |
では、なぜ4年上巻に8ヶ月もかかってしまったのかと申しますと、
これは、方針として、計算は “余裕がある日のみ” とか、“15分以内” とかに限定して取り組んでいるため、そのような遅れが出てしまったということになります。
本来であれば “日課” とすべき計算ですが、我が家には、もしや遺伝レベルで計算が遅いかもという疑惑があります。
そのむかし、長女においては、計算1ページに30分以上かかるコトが頻繁にあったため、塾に相談をしてみたのですが、
「大丈夫です!」「計算は速くするコツがあります!」「塾にお任せください!」と自信たっぷりに対応してくれたものの、
「この速度では課題に影響がでます!」
「やっぱ今後は計算をやらなくても構いません!」
とサジを投げられてしまったことがありました。
(血筋ですので、先生は悪くないのです。)
次女も決して計算は早くありませんので、日課にしてしまうと、他の学習に影響が出てしまうのが実情です。
そのため、“先行して進めていきながら、他の学習に影響の出ない範囲で完走をめざそう!” というのが、今のところ描いている計算補完計画となっているのであります。
とはいえ、今のペースでは、5年の下巻では四谷のカリキュラムに追いつかれることになりますので、完走するにはさらなる一工夫も必要になるのですが、
そこまで自転車操業を先延ばしにできるというのであれば、ぶっちゃけ、それだけでも御の字というのもあり、今の7~8ヶ月くらいで終わらせる感じが保てればなと思っております。
願わくば「5年・下巻」に到達するまでに、1ページ10分以内とか…いやそんな贅沢は言いませんので15分以内には終わるとか、そういった計算速度が身につけば良いのですが…、
まぁ、この辺りは希望が持てる分野でもありませんので、行ける所まで行って、最終的には「大丈夫だ。社会に出ればエクセルがなんとかしてくれる。」という割り切りで、舵を切っていきたいと思っております。