助言の洪水、アドバイスの裏目
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私は、お菓子を持ってウロウロしていると「そのお菓子、似合いますね!ꉂ(˃ꌂ˂) 」と言われることがあります。
なかでも “エクレアがお似合い” らしいのですが、ふつうは着衣に対してかける言葉ですから、“食べ物が似合う” というのは突飛というか、植松晃士にも思いつかない発想です。
何が言いたいかと申しますと、それほどまでに個々に適したものは異なっており、一律に「これが良い」というのはございません。
私にとっての正解は、流行を身にまとうよりエクレアの所持なわけで、そのような見解は見ず知らずの者から出るものではないのです。
我がブログには「コメント欄」がないのですが、それというのは、長女時代にブログをしていたときの経験に基づいてそのようにしております。
長女時代は、パパさんママさん、色んな方と酒を酌み交わし、一緒に勉強会をしたり、とても良い仲間に恵まれました。
それらはみな同志であり、アドバイスにも確実性があったり、聞き流せるものであったり、明らかな配慮がありました。
これは対面をしたことで、言葉に「責任感」が生じてしまったから、そのような配慮が頂けたのだろうと、未だに大変な感謝をしております。
一方で、コメントなどで見ず知らずの方にいただくアドバイスというのは、それに比べると随分とインスタントなものです。
語弊を招くといけませんので補足はさせて頂きたいのですが、それが的確でないということでありませんし、紛れもなく善意と本心です。
なかには「マジでプロ」の方もおり、具体的なページや解き方から助言してくれる方もいらっしゃるのですが、基本的には言いっぱなしで承認欲求に近いものが大半です。
しかし、悩める時期というのは、藁にもすがる思いでありますから、節操なく耳を傾けてしまうと結局は失敗することもあるわけです。
昨今はtwitterのスペースが大変活況です。
受験を控えた親同士で境遇を共有することができ、とても意義を感じますし、私もいずれは参加してみたいと思っています。
(ワケあって受験用のアカウントはWebからtwitterをやっているので、まだスペースに参加できていません。)
この活況にケチをつけるようなコトになってはいけませんし、私も「役に立つかもしれない」と思ったことは積極的に発信したいタイプですので、ぜひ誤解をして欲しくはないのでありますが、
助言を取り入れる際は、やはり十分に熟慮されてから、なんなら塾の先生なんかに「こういうのってどう思いますか?」と尋ねてからの方が良いと思っているのです。
塾の先生なら、お子さんに対して責任がございますので、必要でないことや過給的なコトについてはダメ出しが来るはずです。遠くのカリスマより身近な先生の方が、お子さんを良くご存知なはずなのです。
太っている私が着るものに悩んでいたとして、ネットでもらえるアドバイスというのは、せいぜい「サカゼンがイイよ!」くらいのものであり、私がサカゼンで衣服を揃えたところで、それはただの繊維でしかありません。それよりもエクレアです。
情報は多いに越したことはありませんがやはり取捨選択。そしてできるだけ、お子さんに対して近くて責任感がある者と協議するのが良いと思うのです。
私も医師など、責任があるものに相談すると、「サカゼンでもエクレアでもねぇよ。まず1グラム痩せろ。」としか言われないでしょうし、結局はそれが一番正しいはずなのです。
的確な助言で得た持ち歌
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