対・癇癪用決戦兵器「嘘」


わが父娘関係において、喧騒というのは日常茶飯事だったりしてますが、大きな癇癪となりますと、ここ最近はその数もグッと減ってきておりました。

さすがに4年生でありますから、「大人の階段を登ったのだろう」と、H2Oに解釈していたのですが、どうやらそういうことでも無いようで…

単にココまでの予習シリーズが消化よく進捗できただけであって、第12~14回の規則性では、ミスも出るし、理解できないコトもあるし、進まないし…ムキーーッ!! と、再び手を焼くことが多くなってきてしまいました。

癇癪というのは、必然だと思っているので、“無くしたい” とまでは考えていないのですが、それが原因で受験勉強が滞るということになると、やはりヨロシクありません。

休憩を取れば頭を冷やせるとか、いったん勉強から離れられるとか、そういう切り替えができるなら問題も無いのですが、
「ちと休憩にしようや」と言っても「イヤだ」となり、「じゃぁ解説読んでみるか」となっても「イヤだ」となると、「じゃぁ今日はここまでにしようか」と言っても「イヤだ」となるわけで、結果はいつも晴れ上がりとなってしまいます。

この出力を制御しようとすると、今のところは “問題のレベルを下げる” くらいしか対策もないわけですが、練習問題まではマストとしている我が家においては、レベルを変えるような余地と言うのもございません。

さて、どうしたものか…と悩んでいたのですが、最近、便利な悪手を思いついてしまいまして…

例えば『これ以上の指摘には癇癪がおきそうだな…』という妖気の中でミスがあった場合、

「スゴイ!OK! 正解!」(本当はミスだけど)
「んじゃぁ今日の算数はココまでにして、あとは語彙本でも読んで終わろうか」と、そそくさと手仕舞い、

翌日になって「ごぉめぇぇ~ん、やっぱ昨日のこの問題間違えてたわ~」と再開復帰を試みる、ホラッチョ作戦に出てみたのです。

当然「昨日のうちに言えよ!」くらいの悪態は吐かれることになりますが、再開演習は実に淡々と進むもので、いまのところ、この『コードネーム:ショーンK』が、ズバりハマッてくれました。

これを「嘘も方便」とするかには価値観が分かれそうですが、基本的に私は嘘つきでございますので、今日も今日とて嘘に嘘を重ねていくのでございます。

嘘つき
偏差値? 気にしてませんよ。全然。