予習シリーズに煽られた時のモチベーション


少し前の話なのですが、RISUから「子どものモチベーションを高めるコツは?」というメールが送られており、下記の3つが挙げられていました。
  1. 苦手を指摘するより、できたことを褒める
  2. 「うちの子はできない」「苦手」と言わない
  3. 家族みんなで見守る
③に関してはRISU独特と申しましょうか、「家族や祖父母などに進捗レポートメールを送ることができる」という機能があってこそになりますが、なにげに①②については、皆さんも意識されているのではないかと思います。

私も常々そういったことは意識しているのですが、なかなかモチベーションにつなげるコトはできず、お菓子やゲーム時間といった「報酬」に頼りがちです。

ところが、前回の予習シリーズで分数について学んだ際に(その時の記事)、④として「ムキにさせる」というのが、モチベーションには良いのではないかと思いはじめました。

娘はRISU算数で学んだことに関しては「絶対的」なものがあります。
基本的には親の関与も進捗管理もなく、自分ひとりで学んできたことですから、そこで解釈してきたことにはプライドがあるわけです。

前回の分数では、RISU算数で学んだ「割合としての分数」と、予習シリーズの「1より小さい数としての分数」という、異なる2つの視点でバッティングが起こりました。
ゆえに『予習シリーズの考え方はおかしい!』などと言い出し始めたわけですが、本人だって予習シリーズがおかしく無いことはもちろん分かっています。

じゃぁ試してやろうじゃねぇかと、自分の解釈と予習シリーズをすり合わせることになるのですが、この時のモチベーションたるや神々しいものがございます。
ブツブツと独り言を言いながら、あーでもないこーでもないと、まるで数学者か何かのようです。

次第に本質的なコトを理解し始め、「RISU算数も予習シリーズも言っていることは同じ」「なんならもっと広げた解釈もできる」「例えばこう!」なんてことなると、相手は小3の女の子のはずですが、私には理解不能なステージに飛んでいってしまうこともあります。

基本的に勉強はキライですし、ぐぅの音もでないミスには癇癪で対応してきますが、「そんなはずはない!」と思った時の熱量だけはモノスゴイものがあるわけです。

RISU算数を始めたときは、答えを見ながら解いている時もありましたし、あまりにもポンポンと進んでしまうので、「ホンマに大丈夫かいな?」と思う事もあったのですが、自分なりのやり方で自分なりの解釈を持つというのは、モチベーションや自負にもつながり、そこには親が考えるような道筋はむしろ邪魔になるのでしょう。

モチベーションさえあれば、それがか細いものに見えても、勝手に肉付けされていきますし、そのようにして太くなっていくモノは我々の想像を遥かに凌駕します。
最近の予習シリーズでは「それもうRISUでやってるから、説明してあげるよ」なんてこともしょっちゅうですし、なんなら今回の「分数への疑問」に関しては、私は隣でふんふんと聞いてるだけ…というか圧倒されるばかりで、カカシと違わぬ役どころでした。

娘のRISU算数はいま、「場合の数」を終えたところであります。
まだまだ予習シリーズで登場するのは先の単元ではありますが、この単元も “色んな解き方” がありますゆえ、「は? なんか予習シリーズおかしくない?」と思ってくれるはずです。

次はどんな感じでムキになってくれるのか、今から圧倒されるのが超絶に楽しみであります。

場合の数
ヒントを見てエラい納得していた問題。
こういったコトを私が教えてないのがデカい。


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