「間違えを指摘をすると、子どもが癇癪を起こす」を考える
さてさて、先日の「RISU算数・卒業パーティー」でのひとコマなのでありますが、
我が家のお祝いケーキは、ホールタイプではなく、いくつか用意した中から個々に選ぶスタイルを取っておりまして、この日は、フルーツがごッてりとノッた、絶対幸せそうなやつを、当然のごとく次女が取っていっておりました。
『あぁ…あれを食べてみたかったなぁ…』と思いつつも、
「ちょっと頂戴」と言ったところで、次女というのは絶対にシェアをしてくれません。
ましてや私にあてがわれたのは、オーソドックスな「いちごのショートケーキ」みたいなやつであり、シェアを打診するにも少々のパワー不足を感じるわけであります…。
そんな食い意地を片隅に、話に花を咲かせておりましたら、話題が父娘勉強へと移り変わりまして、「あんたらはいつもギャーギャーうるさいから、ちったぁ仲良くやんなさいよ」とママから手痛い指摘を受けてしまいました…。
あれ? でもそう言われてみると、RISUではケンカをしてない…よね? と、
色々と記憶を辿っていくわけでありますが、どう振り返ってもこの11ヶ月、一度もケンカをしたことがないのです。
RISUは自習教材なので当たり前っちゃぁ当たり前なのですが、
例えば「割合と比」はずっと一緒にやっていたわけですし、肩を並べてやる機会も相当にあったわけで、ちょっと不思議だねと…。
時にはマイページから見た怪しい問題を、小姑のように確認したケースもあったわけで、全く喧嘩が無かったというのは、驚異的な感じもするわけです…。
結局理由はわからず、話も過ぎていった頃、不意に次女が「RISUはパパも頑張ってくれたから、コレ食べてもいいよ」 と、幸せごッてりフルーツを差し出してきたではないですか!!!(大感激)
なにゆえかと思いつつ、恐る恐るケーキをもらうと、「もっとガッツリ食べていいよ」と寛大な慈悲までもらいまして、そこで今回の本題とも言える 電撃の理解⚡ に至ったのでありました。(ま…前フリが長い…)
要するにRISU算数においての私というのは、娘から見て “幸せごッてりフルーツ” を分け与えても良い同志であり、「完全なるサポート役でいられた」からこそ、喧騒が無かったのであろうと。
普段の家庭学習においては、私は先生であり、やることも私が決め、教える側として君臨するわけですが、RISUにおいては、やる時間もやる内容も娘が決めており、私の立場はお助けキャラなわけす。
考えても見れば、味方であるはずの親から間違えを指摘をされ、見張られながら解き直しをするというのは、なかなかに威圧的で孤独でもあります…。
RISU算数というのは、間違えを指摘してくるのはタブレットであり、私も一緒に「なんでやね~ん!」と娘側でコミュニケーションしているから良いのであって、
血縁で先生と生徒に別れて家庭学習をするというのは、そもそもの構図で言っても、かなりムリな状況にあるのだと思います。
そうなりますと、親の指摘に子どもが癇癪を起こすというのは、むしろ超正常な反応であるとも言え、それはそれで、肩の荷がおりた気もするわけですが、それゆえに解決が難しい問題であるとも言えそうです。
考えれば考えるほどに厄介な課題ではありますが、ここはひとつ、RISUから頂いた賜物のヒントでありますゆえ、今後の親子関係に、どうにか活かしていければと思っております。
敵役を買ってくれていたRISU算数。 |
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