スタディサプリの小4・理科応用がパネェ
スタディサプリの小4・理科は、基礎編と応用編の2講座が用意されているのですが、
応用編の方に関しましては、Z会エクタスで教鞭を執る、相馬英明先生という方が、授業を担当をされております。
Z会エクタスと言えば、最難関中学専門として名を馳せている塾であるわけですが、
あろうことかこの相馬先生、スタディサプリという大衆向けサービスに、Z会エクタスレベルの授業を持ち込んでしまっている疑いがございます。
エクタスの紹介プロフィール |
例えば、「第3講 鏡の中の不思議」ですが、
予習シリーズで言えば「第2回 鏡と光の進み方」みたいな単元であるわけですが、
予シリでは、ざっくりと像の見え方を紹介するに留めているのに対し、相馬先生の授業では、像の見え方について作図をしていくほか、縦軸での見え方や、万華鏡のような仕組みについてまで言及する暴走っぷりで、もはや「スタディサプリ・応用」を超えた「スタディサプリ・難関」の装いなのであります。
万華鏡のような像の仕組み |
解説も、当然に難しい。 |
さらに「第4講 おふろに入って考えよう」を見てますと、こちらは予習シリーズで言うところの「第4回 身の回りの水と空気」に対応するわけですが、
水蒸気とか水滴とか、光の屈折くらいまではそう大差もないものの…、途中から我慢できなくなった相馬先生は、なんと赤外線と放射熱まで持ち出してくる有り様なのでございます。
が…我慢ができな~~い! |
さすがに、モンシロチョウとか昆虫は大差ないだろうと思ってみてみると、「アブラナ科の花びらは4枚」「カイコガの幼虫の頭は、超先っちょだけだから気をつけろ」とか、試験に役立つプチ情報満載で、かなり高度な授業をしてくれている印象でありました。
私の手元にある予習シリーズは、ちょっと古いものになりますので、もしかして今の予シリが変わっているようでしたら申し訳ないのですが、
内容的にはまさに「中学受験向け」であり、この値段であれば、通塾後に理科を見るだけでも十分に価値がありそうです。
ただし、当然でありますが、内容は非常に難しいです。
例えばうちの娘がコレを見れるかというと、現時点では100%アリえません。
まずは基礎編から開始するか、4年生になってから塾にプラスαするような使い方の方が、正しい視聴の仕方かもしれませんので、そのへんはちょっと注意をしたほうが良いかもしれません。
『スタディサプリ』公式ページ