そう言えばそうだった。図で分解するかけ算。


さて、先週の学習は忘れた頃にやってきた「掛け算単元」の第5回目。
思えば「かけ算④」をやったのが10月ですから、4ヶ月ぶりの使徒襲来です。

もはや日々の計算演習にも掛け算はガンガンに出てきますので、今さら何をするのだろうかと思いましたが、
「そう言えば最近、掛け算を絵的に捉えるのを忘れちゃいないかい?」というような不意打ちの学習でありました。

面積図


確かに筆算や反射的な演算が染み付いた頃でもありましたので、こういった原理原則を「もう一度」というのは絶妙なタイミングです。

掛け算をイメージ的にと申しましょうか、面積図のように捉えられていると、計算を工夫する際に思いつくことも変わってくると思いますので、なかなかニクイ演出でした。

内容的には極々簡単で、スラスラと進んで行くのですが、色んな掛け算パターンを図に捉え直してみると、ちょうどRISU算数でやっている素因数分解のことであったり、先日やや理解度がイマイチだった分数の解釈にも繋がったりして、実り多き学習をすることができました。

最後の方は私が「あれ?こうするとインド式の考え方じゃね?」とか、「昔流行ったお魚算も図にしてみると…」みたいになったりして、少々娘を置き去りにして楽しんでしまいましたが、
2年生ができる範囲の掛け算でも、捉え方1つで違う様々な解法が思い浮かんでしまうところは、算数のマジで面白いところであります。

先行するRISUは駆け足で5年生の内容に入っていますが、あちらはどちらかというと「とりあえず一度、頭に入れてみる。」といった学習です。
後追いのジュニア新演習でしっかりとした理解を身につけるというのは、良い相乗効果を生んでくれているなと思えることができました。
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