「接続語記号」で変わった読解力


さてさて、お盆も終わりまして、いよいよ夏休みも終盤でございます。
今週は完全放置だった学校の宿題もメインに据えながら、国語は、論理国語小1レベルを進めておりました。


こちらの問題集は、普段それとなく使っている日本語について、主語であったり述語であったり、はたまた順接・因果・逆説であったりを、システマチックに分解していくような問題集でございまして、解くというよりは、知識を蓄えていくような問題集であります。

解き進める分には極々簡単な問題集ですので、あまり力が付くような問題集ではなかろうと思っていたのですが、「述語を見つけてから → 主語を探す」「主語と述語がわかったら → それにかかる目的語や形容する言葉を確認する」というようなことを繰り返しているうちに、なんとなく文章の要旨を捉えるのが上手くなって来た感じがしております。

なかでも、面白かったのが↓の「接続語記号」というものでして、

接続語記号
「だから」「しかし」「たとえば」などの因果関係を作る

ひと通り演習を終えたあと、試しに読解問題において、接続詞に記号をつけてみるということをやってみたところ、
まぁ不思議と申しますか、ただ記号を付けてるだけなのに、その後にどのようなことが書かれていくのか、流れを掴みながら読むことができるようで、読解力がグンッと上がった感じがいたしました。

なにげに春からチマチマと進めていた割には、ちゃんと取り組んだのはここ最近のことでしたので、意外な効果であります。

娘の読解については暖簾に腕押しのような感覚があり、この問題集については、保留しているジュニア新演習に戻るまでの「つなぎ」程度の感覚だったのですが、これは良い出会いだったかもしれません。
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