触って覚える!『立体日本地図カレンダー』
概要
「見て」「さわって」日本を丸ごと体感できる立体地図カレンダー。日本列島の凹凸を忠実に再現しており、触感で理解することができる。
良い点
- 触って覚えることで立体的に暗記することができる。
- 地形からくる特色を想像できるようになる。
悪い点
- 盆地、カルデラ、湖にホコリがたまるとヤッカイ。
- 4角が尖っており、少々危険。
感想 5点:★★★★★
日本列島は『桃鉄』で覚えるのが世の常でございましたが、令和の時代に47都道府県を覚えるならぜひとも一緒に使って欲しいのがこの「立体日本地図カレンダー」であります。我らがニッポンというのは、山に囲まれ海に囲まれ、平野だの山脈だの色々とあるわけですが、
関東平野広すぎッ! |
とか、
日本アルプス険しすぎッ! |
とか、
まさに、百聞は一見にしかず を超えた「百見は一触にしかず」。
この地図を “お触り”することで、いとも簡単に “丸わかり” なのでございます!
地理の問題とあわせて使えば、「屋久島には雨が降るのに、すぐ隣りの種子島には雨が降らないという謎」も、いとも簡単にイメージできてしまうのがこの地図のスゴイところ。
そりゃぁ屋久島だけに雨が降るよね |
今後このブログでは色んな書籍や教材を紹介することと思いますが、この教材を超えて万人にオススメできる教材というのもありません。
触って覚えていくうちに、なにが「湾」で、何が「盆地」か明確に判別できるようになりますし、どこに「雨が振りそう」で、どこで「川が氾濫しそうか」想像することだってできるようになります。
長女のときは「四国から奈良にかけて定規をひいたような凹みは何?」と調べてみることで、日本の主な断層を知るきっかけにもなりました。
税金で配っても良いと思えるほどのマストアイテムです。
使ってみて
地図はかなり硬い材質でできており、4角が尖っており少々危険です。カレンダーのように壁掛けで使う想定のようですが、リビングで広げる方がわかりやすかったりしますので、4角を柔らかいテープで覆ってあげると良いと思います。
富士山や屋久島など、突起したものは徐々に剥げてしまいうのですが、剥げたところは雪化粧のようになり、それはそれで綺麗だったりします。