目の前がランボルギーニ!? 広尾学園。


私というのは、長女が中学受験をするまで、あまり学校名というのを存じておりませんで、御三家はドコかと言われても正確には知りませんでした。

そのような知見で偏差値一覧表などを見ておりますと、「普連土学園」の当て字感、「ラ・サール」「サレジオ学院」の舶来感、「渋谷教育学園幕張」のドコにあんねん感に、胸を躍らせたものでありますが、その中でも一際綺羅びやかな印象を受けたのが「広尾学園」でありました。

当時はまだ80%偏差値も50台前半だったように記憶しているのですが、初めて「麻布学園」や「六本木高校」を見たときのようなナウい感じと申しましょうか、イカす感じと申しましょうか、「良くわからんコース名」「1人一台MacBookPro」「外苑西通り沿い」と、とにかく “写真に見切れるスタバ感” みたいなものを感じたわけであります。

QOLをFixし、アグリーでアジェンダな私は、マクロなKPIにベネフィットだと思ったのですが、まだまだ完全な新興校でありましたし、その後の急激な偏差値の上昇っぷりも相まって、ちょっとウガッた見方もしていたというのが正直なところでありました。

それから数年が経ち、ふとTwitterで見かけた進学実績を見て大変に驚くことになりました。

国内大学の実績については、「偏差値の割には」とも言えますし、「当時の偏差値からすれば」という見方もできるのかもしれませんが、目をみはるべきは210人という大量なる海外大学への合格数です。

広尾学園には帰国生を対象としたクラスもありますので、実際の進学率というのは良くわからないところもありますが、一般入試でインターナショナルコースなどに在籍した生徒も一定数はいるはずだと仮定すると、海外大学への敷居が異様に低い学校であるということが言えるのではないかと思うのです。

私がもし、海外大学へ行けるような裕福な家庭に生まれ、そのようなオツムがあったとしても、異国の地で大学生活を送るということチャレンジしたでしょうか。

なんとなく、キン⚫マがすくむと申しましょうか、米兵とは戦えないと申しましょうか、それは絶対に無さそうだなという感じがしてしまいます。

でももし、海外大学へ行けるような裕福な家庭に生まれ、そのようなオツムがあったとして、広尾学園にいたのなら。イッパツ海外へ出てやろうかという気持ちにもなっていたのかもしれません。

やっぱりそのような妄想には俄然ワクワクしてしまいます。

娘がどのような学校を志望するかは、これからどんどん紆余曲折していくと思いますし、親としては安定安心の大学附属とかの方がうれしいのですが、
やはり選ぶならそういった学校を選択して、ワクワクとして欲しいなとも思ってしまうのでありました。

海外大学
娘を海外大学に行かせるような金はロト6で調達予定。


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