結論の無い低学年ブーストを考えてみる


コロナ禍で随分と遠ざかっておりましたが、久しぶりに家族と外食をしました。
訪れた商業施設はどこも 活況盛況好景気 で、いよいよマインドが転換したのを感じます。

行列に並んで入った寿司屋では、想定外の客入りからかネタも品切れがち…
ヒラメは無いのか…じゃぁイカは…と選んでるいると、脇で1,000円近くもするボタンエビから頼みやがった長女から、「次女は小さい頃から勉強してるから全然違う。」 「私も小さい頃から勉強をしておきたかった。」というお叱りがありました。

長女というのは、進研ゼミをとっておりましたが、4年まで受験を意識したような学習はしたことはありません。

それでも3年11月の全国統一小学生テストでは偏差値48が出ていましたらから、今考えれば結構素質があったと思えるのですが、
ゼロから塾のカリキュラムをこなしていくのは大変に大変で、コース別の週テスト以外に四谷偏差値が60に到達したことは一度もなく、ウマく乗せてあげることはできなかった3年間でありました。

「これ、4年生からじゃ、無理ゲーじゃない?」

ということで、次女は早めの学習を始めたのですが、「次女は小さい頃から勉強してるから全然違う。」かと言われると、確かに現時点の偏差値は全く違いますが、応用への適応力から見ると大した差があるとも言えず、今はまだ何の判断をすることができません。

同じような遺伝子をしながら、180度違う低学年時代を送ったという意味においては、3年後に仮説を立てることはできそうですが、
その仮説すらも、大学受験や30歳くらいまでのスパンで考えれば、到底意味を成すとは思えず、低学年ブーストの良し悪しを断定するというのは、相当な難しさがありそうです。

ただ、普通科の高校に全落ちし、定時制高校も留年した私から言わせていただきますと、
そのような者が、四十路になって勉強を始めても、Y60手前くらいまでならギリ解けるようにはなりますので、自らがやる気になれば「早い」とか「遅い」というのは、あまり関係ないということは言えるのかもしれません。(中高年ブースト)

結局は自覚の問題と申しましょうか、本人が必要に駆られるからこその “ブースト状態” なのであって、他者の意思によるブーストというのであれば、それは仮のブーストにしかならないでしょう。

やはり、大気圏外にまで飛び立とうとするのであれば、いずれは「低学年ブースト」に続く「2段階ブースト」の発動が必要であり、それには自らの野望や精神的な成長を促すしかありません。

マインドさえ変わってしまえば、四谷偏差値60を下回れないくらいの 活況盛況好景気 モードになってくれるはずですし、マインドが着いてこないのであれば、初段ブーストの燃料というのはいずれ使い果たしてしまうはずです。

もちろん、寿司のネタ切れには “ボタンエビ” があるように、
ブースト切れには “プロ講師” という選択肢もあるわけですが…😱ヒィィィ

我が家の場合は家計がバーストしてしまいますので、
目先に囚われず、長期的な精神形成も十分に意識してやっていきたいと思っております。

ブースト
イッテらっしゃいッ!