栄光ゼミナール・理科実験教室「光の三原色LED」


休日となりますと、博物館や科学館、TGGにワークショップなど、さまざまな体験型学習を積み重ねるチャンスだと思うのですが、
我が家は私が出不精なばかりに、それらのすべては「NHK for School」に一任しております。

そのような恵まれぬ家庭環境のなか、慈悲深き栄光ゼミナール様が、無料で「理科実験教室」をしてくれるということで、週末はそちらへ大参戦してまいりました。

今回のテーマは「光の三原色LED」ということで、メインはRGBの加法混合による色彩表現だったのでありますが、いつもと違って学年別に教室設定がされており(多分)、サポートスタッフも増員され、新年度への気合を感じます。

内容的にも、いつもよりは講義時間が長く取られており、なぜLEDが省エネなのか → 熱が発生しないから、なぜ長寿命なのか → フィラメント電球とは仕組みが異なるから、では蛍光灯の作りを見てみましょう…といった感じで、加法混合以外についても丁寧に教えてくださり、実験で使った「三色LEDライト」までお土産で頂くことができました。

お土産のライト
光源位置による影の色の付き方など、
家に帰ってからもたっぷり実験することができました。

これはひょっとして、桜の会のニュースから気をそらすための政府の陰謀だったのでは?と思うほどに至れり尽くせりだったわけでありますが、
一方の保護者会では、低学年からの学習の重要性が説かれており、資料には1年生から通塾をしている子を含むインタビューなどが掲載されておりました。

インタビューには、雙葉ゼミの先生が登場していたので違うのかもれませんが、紙面に登場している子はエクタス生を思われるお子さんたちです。

この「エクタス」というのは、正式には「Z会エクタス栄光ゼミナール」と申しまして、栄光ゼミナールとはまた別の、太陽神戸三井銀行を彷彿とさせる塾であるわけですが、
何を隠そう、栄光ゼミナールの筑駒・御三家の合格実績は、ほぼエクタス生が占めている(というか含めるなよとも思いましたが)という強烈な塾でもあるわけで、そちらにもいよいよ小1コースが新設されたということでありました。

同じ週末、強烈塾代表格の「フォトン算数教室」の入塾テスト受付が、アクセス集中によりダウンしたというニュースもありましたが、
こちらの看板コースは小1か小2しか入塾することすらできませんから、昨今の強烈低年齢化っぷりには驚くばかりであります。

現状を見てみれば、少子化をよそに首都圏では人口流入が相次ぎ、マーケットは確実に低学年にまで広がっています。
競争が激化すればするほど、強烈塾の需要は伸び続けることになりますので、この分野はまだまだ金脈が残されているということなのかもしれません。

ふと無料でもらった「三色LEDライト」をAmazonで検索してみますと、似たようなものが1,760円もしてました。


なんだか今回はいつも以上に、色んな意味で「通塾は4年生からでほんとすいません」と、申し訳なく思ってしまうのでありました。