『四谷大塚』と『RISU算数』の無償オンラインスクール


今週、『四谷大塚』と『RISU算数』から、相次いで無償オンラインスクールの開講が発表されました。


休校中の学習は「小島よしおに任せておけば良い」と言う流れもありましたが、さすがにそれはオッパッピーということになったのでしょう。

OPP
小島よしおの『おっぱっぴー小学校』

まず最初に告知された四谷大塚ですが、算数・週2回✕50分、その他教科も順次拡大予定、今年度いっぱい無料、「スタンダード」「ハイレベル」から選べる2つの受講レベル、ということで、これはかなり 胸アツ になりました。

内容的には四谷教材の「スタンダード=基本演習問題集」「ハイレベル=演習問題集」をも想起させ、難民歓喜の大盤振る舞いの様相であります。

考えてもみればこの1年というのは新規顧客も見込めないばかりか、既存生の流出や減額も免れないわけで、ならばいっそのこと大胆な囲い込み戦略をして、アフターコロナに備えようという気概にも感じたわけです。

しかし、残念ながらその後に告知内容に改悪があり、他教科の追加は無し、受講レベルもスタンダードのみということになってしまいました…。

無償で休校支援をしてくれているというのに厚かましい感情ではありますが、結局は「予習ナビのサンプル利用」なのかと、なんとなくガッカリしてしまったわけであります。

次いで告知された『RISU算数』ですが、こちらはちょっと趣がことなりました。

まず驚かされたのが、算数専科である『RISU算数』のはずなのに、「国語」「英語」「生活」という異教科も予定されているということであります。

商売上、算数以外は関係ない「RISU」であるはずなのに、なにゆえかと思いを馳せてみたわけですが、
本気で学習支援をするのであれば、当たり前のように全教科が必要になるわけですから、シンプルに寄り添う姿勢に基づいた結果ということになるのかもしれません。

残念ながら小1・小2限定利用のようですし、英語と生活はまだ予定上のことではありましたが、
開講期間は「社会情勢が落ち着くまで」とまさかの無期限であり、各教科週2回✕45分でスケジューリングされていることからも、「しっかりと休校中の学習サポートを務めあげる」という気概は十分に感じられたわけであります。

この2つのサービスの目的は、アフターコロナ後のビジネスにつなげるという意味では同じであると思います。
しかし志しや姿勢から見ると、大きな隔たりがあるのかもしれません。

ひとたび進学塾に目を向けてみても、今回のコロナ騒動というのは、サピックス・早稲アカ・日能研・四谷大塚の評価を大きく分けてしまったと思っています。

Zoomによる双方向授業を早くから取り入れ、5月から予習ナビによるオンデマンド学習も取り込んだ早稲アカというのは、できるだけ生徒に寄り添おうとする、理念の高さのようなものを感じますし、Zoomによる質問教室や授業料の減額をした日能研にも、同じような誠意や心意気を感じます。

『RISU小学生オンラインスクール 』は手弁当から始まるように予想しますし、まずは一日の長がある四谷大塚が有利には感じますが、
学習機会を失った子どもたちのためにも、ぜひとも頑張って支援していただきたいと思いますし、陰ながら応援をしていきたいと思っています。

ダジャレの校長
RISUスクールの校長。理Ⅲのダジャレにも注目。